STORMY EVERYDAY

世界一美しい嵐の中で歌います。

ただ、それだけを信じている 【楽曲紹介:Stick With To Believe】

梅雨が明けまして、すっかり夏。

毎年のことですが、暑いですね。8月には所々溶けるんじゃないかなって思います。

 

さて、ツツジ君は新たな楽曲を公開しました!【Stick With To Believe】という曲です。

アコースティックな曲が続いていましたが、ちょっと気分を変えてエレクトロニックなチューンを!!ではまず聴いてくださいなっ

 


Stick With To Believe - TSUTSUGYSTORM【リリックムービー】

 

英語が間違ってても突っ込まないで下さい。(調べたけど解決しなかった。。。)

 

〜歌詞・タイトルについて〜

一応、信じ続けるって意味です。

サビの裏で聴こえてるロボットヴォイスの部分に、どんな言葉を乗っけようかと考えた時に、やはり英語でないとハマらず、で、良い感じの英語ないかなーと考えた時に浮かびました。このタイトルのフレーズが一番最初に出てきて、そこから歌詞を展開させたんですね。嵐の中っていうワードもそれに絡まっていて、単なる情景描写ではありません。

 

〜曲について〜

YouTubeの説明欄に、 [ Inspired by U2 ] と書かせていただきました。

この曲はU2の "With Or Without You" という曲をヒントに生まれた曲です。


U2 - With Or Without You

この4つのコードが繰り返される中でジワジワと展開されていく感じがすごく心地よくて、しばしば聴いています。

ディレイの効いたギターなんかもまるっきりコレのイメージです。

このWith or ...はフワッと始まりますが、Stick With...はバンッと始めています。

比べるのも恐れ多いですが。。。汗

 

〜まとめ〜

近頃、シンセや808系(昔のドラムマシン)の音作りを研究しておりまして、その中で生まれたものです。本当はもっとチープなドラムの音をイメージしていたのですが、ギターが思ったより力強く入ることになってしまったため、ドラムもそれに負けないものにせざる終えなくなってしまいました。

しかし、このリフレインの感じはとても好感触かなと思っています。かけ声なんかもあって、すぐに覚えてもらえるんじゃ無いかなと思っています!!

 

 

雨、青空、涙 【曲紹介:青色の涙】

どうも、すっかり夏です。

 

昔の曲を、また一曲公開しました。【青色の涙】という曲。

まずは聴いて下さい!!

 


青色の涙 -TSUTSUGYSTORM 【2012年作】

 

五年前ですねー。音も良くないし、いかにもデモって感じの曲。

しかしながら最後の転調とか、繰り返されるフレーズとか、dimとか出てくるあたり、今に通じる音楽性を汲み取れるかなと。

 

シーズンは夏ですね。まだ梅雨も終わったんだか終わってないんだかよく分からない時期の、湿っぽい初夏。

 

「君」と「僕」が出てきますが、メインは「僕」です。

圧倒的に「君」という言葉の方が多く登場しますが、ここで常に語っているのは「僕」であって、「僕」の気持ちがストーリーにそって変化していきます。

 

「バス」っていうワードがあって、この歌のキーワードの一つなんですけど。

降りる場所はそれぞれだけれど、同じ方向へ行く人が乗り合わせている。人は各々道をつくって歩いているけれど、結局たどり着く場所は同じ。

大抵の場合は勝手に迎えにきてくれるけど、この「君」の場合は自分から呼んじゃったんですね。

 

まぁ、締まりは悪いですけど、でもポジティブな歌です。何かしら心に残ってくれたなら幸いです。

 

 

ご覧いただいている皆様、星をくれる皆様、いつもいつもありがとうございます。

引き続きお願いいたします!!

 

ではでは!!

 

 

遠く はなれている ずっと昔のうた 【甲本ヒロト & 真島昌利 の話】

前回は "初恋の嵐" というバンドのお話をさせていただきました。

急激にアクセス数も増えましたし(笑)、この勢いで僕が強く影響を受けたミュージシャンの方々を取り上げてお話してみようかなと思います。

 

というワケで今回は、甲本ヒロトさんと、真島昌利さんのお話です。

 

僕が彼らに出会ったのは、たまたまTVで見たザ・クロマニヨンズのパフォーマンス。

その時はエイトビートを歌っていました。

 

当時の僕は、知ってる音楽と言ったらヒットチャート+車の中でかかる音楽くらいで、彼らがブルーハーツのメンバーだという事さえもよく知らないチビでした。

でも出てきた瞬間呆然としてしまって、、、

ドラム、ベース、ギター、歌っ!!って超シンプル。なのにぶっ飛んでて何かよく分かんないけどカッコいい!!みたいな、感じた事の無い色んな感情やら感覚やらが交錯に交錯を重ねてしまい、しばらく何も出来なかった事を覚えています。

 

次の日父親にせがんでツタヤに直行しました。

 

そして彼らにのめり込んだ僕はクロマニヨンズを始め、ブルーハーツハイロウズ、更にはマーシーのソロアルバムと、とにかく聴き漁りました。

 

クロマニヨンズのライブを始めてみたときは、登場からスゴい迫力で。

出てきた瞬間、全力のロックンロールだったんですね。音楽はもちろん、突き上げられた拳、ジャンプ、シャウト、汗。そのすべてがその瞬間のロックンロールを作っていました。音楽は音楽だけでは創れないんだと知りました。

耳をつんざく程の大音量であったにもかかわらず、どこまでも優しい想い出です。

 

そしてそれだけでは飽き足らず、雑誌のインタビューや昔のコメントなんかも熱心によむようになりました。

すると、彼らのインタビューには、必ずと言っていい程ミュージシャンの名前が出てきます。そのラインナップは洋楽、しかも'60中心のディスコグラフィ。 もちろん僕はそれらにも興味を持ちました。

 

その結果、僕はビートルズもまともに知らないままBuddy Hollyを知り、ローリング・ストーンズもまともに知らないままMuddy Watersを知ってしまいました。僕が深い深い音楽の宇宙へ足を踏み入れた瞬間です。

 

そう、つまり僕にとって彼らは、素晴らしいロックンロールをやる人であると同時に、僕にルーツ・ミュージックの魅力を教えてくれた人でもあるのです。彼らがいなければ知り得なかった音楽は沢山あると思います。

 

今では同年代でもトップレベルのレコードコレクター(自称)。

もちろん、彼らの音楽は今も僕のプレイリストに入っています。

 

 

〜個人的よく聴きました&よく聴いてますプレイリスト〜

エイトビート (ザ・クロマニヨンズ)

・あさくらさんしょ (ザ・クロマニヨンズ)

・鉄カブト (ザ・クロマニヨンズ)

・青春 (ザ・ハイロウズ)

・いかすぜOK (ザ・ハイロウズ)

・月光陽光 (ザ・ハイロウズ)

・十四才 (ザ・ハイロウズ)

・モンシロチョウ (ザ・ハイロウズ)

・リンダ・リンダ (ザ・ブルーハーツ)

・世界のまん中 (ザ・ブルーハーツ)

・夕暮れ (ザ・ブルーハーツ)

・手紙 (ザ・ブルーハーツ)

・空席 (真島昌利)

・こんなもんじゃない (真島昌利)

 

※オフィシャルのYOUTUBE動画がないため、各々でご視聴お願いいたします。。。

 

これは想像のストーリーなどではない【 初恋の嵐 について】

7月7日、"初恋の嵐" というバンドの「ラスト・ワルツ」と銘打たれたライブに行きました。

 

詳しく話す前に、まずは "初恋の嵐" についてお話しする必要があるかと思います。

 

初恋の嵐は、2002年にメジャーデビューした3ピースのロックバンドです。もちろん日本のバンドです。

 

メンバーは、西山達郎 (Guitar, Vocal)、隅倉弘至(Bass)、鈴木正敏(Drums)。※敬称略

 

このうち西山達郎さんはこのバンドの中心で、作詞作曲もすべて担当しています。

どこか寂しげな歌詞は、未熟だけど洗練されていて、無骨だけど美しい、大真面目でぶっ飛んでる、まさしく唯一無二のものだと思います。

決して難しくないシンプルなメロディーは、つかみ所がなく、でも不思議な程印象的で、忘れ難いものばかり。

 

好きなバンド、ミュージシャンは数えきれないくらい沢山いますが、僕にとってこの初恋の嵐は、その中でも少し違ったバンドです。

 

その理由の一つは、もう西山達郎さんはこの世に存在しないから。

 

西山さんは、2002年の3月2日に、急性心不全の為逝去されました。享年25歳。

メジャーデビューに向けて、プリプロ、レコーディングなど、様々な準備をしているまっただ中であったと言います。

そのデモやプリプロの録音を使用し作り上げられた楽曲達は、同年7月にデビューシングル「真夏の夜の事」、8月にデビューアルバム「初恋に捧ぐ」にまとめられ、リリースされました。

 

その後、バンドは休止状態になりました。

 

しかし2011年、イベントへの出演をきっかけに、初恋の嵐としての活動が再開されます。

ゲストボーカルを迎える形で再開された初恋の嵐。当時親交のあったミュージシャンや、隅倉さん鈴木さんとお付き合いのある方など、様々な方々が西山達郎さんの書いた初恋の嵐の歌を歌いました。

 

そういうワケで、今まで初恋の嵐の活動が存続してきたのです。

 

 

そして、「ラスト・ワルツ」が開催されました。

このライブで再びバンドは活動休止になります。そもそも予期せぬ再開であった事と同時に、現在のスタイルでの初恋の嵐をやり尽くしてしまい、一度終わらせないといけないなと思ったからだそうです。

とてもよく分かります。でもやっぱり寂しいですね。初恋の嵐のライブが見れるっていうのは本当に幸せな事でした。そのラストは、何としてでも見なくてはと思いました。

 

総勢20名のゲストボーカルを迎え、殆どすべての楽曲が披露されました。

一人一人が、西山さん、そして初恋の嵐に想いを馳せ、それぞれの歌声で丁寧に歌われていました。それはそれはピースフルな空間でした。出演者もお客さんも、その場にいるすべての人が同じ目的でこの場にいるんだと、そんな風に思いました。

 

各ボーカリストの個性が光る中で感じたのは、初恋の嵐のバンドの音がしていると言う事です。当たり前なのかもしれませんが、それがとても嬉しかった。間違いなく初恋の嵐のライブだった。西山さんは自身の楽曲に自らの魂を込めたのだと感じました。

 

あっという間に駆け抜けた4時間。ラスト・ワルツと呼ぶに相応しい、静かで華々しいライブでした。本当に幸せでした。

僕がこのバンドを特別に思うもう一つの理由は、誰からも愛される人柄(歌柄?)みたいなものを感じるからかもしれません。

 

 

最後に。

このTSUTSUGYSTORMという名前も、初恋の嵐が由来です。

白いツツジ花言葉が「初恋」で、そこにStorm。というわけで、TSUTSUGYSTORMという名前にしました。まぁ、それくらい好きってことです。

 

 

では、また会える事、そして初恋の嵐というバンドに出逢い、これから出逢う沢山の人の事を願って。

TSUTSUGYSTORM

 


初恋の嵐 Untitled

 


初恋の嵐 - 真夏の夜の事

 

風に揺らめく宇宙 【曲紹介:ドウダンツツジ】

どうも、まいどまいどツツジです。

 

先日、"ドウダンツツジ" という楽曲を公開いたしました。

まずは楽曲を!


ドウダンツツジ - TSUTSUGYSTORM【リリックムービー】

 

〜曲について〜

前の "恋だから" という楽曲に続いて、ちょっとゆったりしたテンポで、淡々と続いていく音楽です。ヴァースも大まかに二つなので、ちょっと退屈かもしれませんね。。。

ギターソロ前と最後に出てくるキメフレーズ、そして最後のAメロに戻ったところで転調してます。淡々としてる中にも引っかかりが出来るように工夫したつもりです。

 

ドウダンツツジとは〜

YouTubeのコメント欄にも記載させていただいておりますが、このドウダンツツジと言う花、漢字だと "満天星" という字があてられています。小さい花がたくさん咲き誇る様子が、夜空に光る満点の星を連想させたのでしょう。なんてロマンチック。曲書いてるときは、家の近くに咲いているので(春の花なのでもう閉じちゃいましたが)よく見に行っていました。

 

この他にも "灯台躑躅" という書き方もあるそうです。この灯台というのは、海の灯台ではなく昔の結び灯台のことらしいです。火をで灯りを照らすものです。

枝分かれの様子がその灯台の形に似ていることから、トウダイが転じて、ドウダンとなったそうです。

 

なんだか植物図鑑みたいな記事になってしまいました 笑

 

〜歌詞について〜

この曲の中心はもちろんドウダンツツジです。歌い出しの「一番目が咲いて」っていうのは、星に見立てた表現です。つまりは一番星って意味ですね。花なので一つ目、一輪目という方が一般的だと思うのですが。

同じ場所に留まったまま、何も動けない自分をあんまり良く思ってない「僕」と、その場に留まることしかできないけれど、それでもキラキラと咲くドウダンツツジを横に並べました。

 

〜まとめ〜

僕が植物をモチーフにする時はよく花言葉にインスパイアされたりするんですけど、本作は "満点星" っていうロマンチックさにただただ惹かれて書いた曲です。

もう春過ぎちゃったので、花を見ながら聴く、なんてことはすぐに出来ないですが、動画(ほぼ静止画なんですが汗)をみながら、色んな想像をしながら、聴いていただけたら幸いです。

 

ではでは!!

いつもいつも閲覧していただきありがとうございます。

with to ...

最近は色んなアプローチから曲を書こうと模索しています。

ドラムから作ったり、ベースラインから作ったり。。。

 

僕はずっとギター野郎で、ピアノなんかもも実は弾けません。ドレミファはわかるし、練習すればもちろん弾けるけど、本当に素人です。

だから曲を書くときも長らくギターからだった。

 

でもせっかくDTMの環境が整っているのでと、数年前からはPCで積極的に曲を書くようになりました。特に学生時代は、エレキもまともに弾けないアパートに住んでしまったので、殆どPCでの作曲でしたね。

おかげで、バラエティー豊かな楽曲群が生まれました。

ギターだとあまり弾かないコードとか、打ち込むだけで簡単に鳴らせるし、サウンドでインスピレーションを受けることも多々あります。

僕愛用の音源、KOMPLETEは豊かなサウンドライブラリを擁しているので、とりあえずこんな感じの音!メロ!っていうのを、割とすぐ生成してくれます。

 

生楽器系でバンドサウンドを作ることも可能ですし、ピコピコキラキラのシンセ系ポップスを作ることもできるっていうのは、やっぱり魅力的だし実際楽しい。

 

でもこれに固執しすぎると、中毒的になってしまって良い使い方が出来なくなる可能性もあるので、気を付けたいところ。

やっぱり生楽器は、生楽器を収録するのが一番良い方法なんだっていうのをきちんと理解して、DTMとうまくつきあっていきたいと思います。

 

というわけで、近況。というか作曲とDTMの話でした。ちょっと専門的ですいませんね。。。

 

 

ではでは。

 

昔の曲、始めました。

どうも、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

TSUTSUGYSTORMと名乗る前の曲を少しずつ公開していこうと思い、先日最初の一曲をアップロードいたしました。

昔書いた曲も良いなーなんて思い始めたのは、本当に最近ですねぇ。書いてた当時は、とにかく新しい曲を!どんどん曲を書いて発表していこう!っていう気持ちで、新しい曲がかけたらもう前の曲はぜんぜんたいしたこと無くなっちゃって、こういうのを一喜一憂って言うのかなんて思ったりもして。

 

で、その最初の一曲が「特急列車」という曲です。

 


特急列車 - TSUTSUGYSTORM 【2013年作】

 

なんせ昔作った曲。使ってる音源も機材も環境も格段に良くないので、本当にデモって感じの音ですが、割と良い曲だと思います。我ながら。

 

でもある程度時間が経ってくると、当時自分でも見えてなかった部分が見えてくるようになって、未熟ながらもよく書けてるな、という曲がチラホラ出てくるようになりました。

 

もちろん、今でもがつがつ曲書いてるんですけど、

まぁ、過去と比較して今の自分を測るようなつもりで、公開しました。

 

この「特急列車」という曲は、「友」と「僕」が登場します。

友の旅立ちに際し、自分もああいう風に旅立つときが来るのだろうかと問う歌です。

実際にそういう友人が当時いまして、そいつに向けて曲を書こう!なんて烏滸がましいきっかけで作り始めた曲なのですが、結局は自分に向けられた曲になっていました。

 

自分の曲に説教され、励まされました。

 

 

ではではまた次回。