風に揺らめく宇宙 【曲紹介:ドウダンツツジ】
どうも、まいどまいどツツジです。
先日、"ドウダンツツジ" という楽曲を公開いたしました。
まずは楽曲を!
ドウダンツツジ - TSUTSUGYSTORM【リリックムービー】
〜曲について〜
前の "恋だから" という楽曲に続いて、ちょっとゆったりしたテンポで、淡々と続いていく音楽です。ヴァースも大まかに二つなので、ちょっと退屈かもしれませんね。。。
ギターソロ前と最後に出てくるキメフレーズ、そして最後のAメロに戻ったところで転調してます。淡々としてる中にも引っかかりが出来るように工夫したつもりです。
〜ドウダンツツジとは〜
YouTubeのコメント欄にも記載させていただいておりますが、このドウダンツツジと言う花、漢字だと "満天星" という字があてられています。小さい花がたくさん咲き誇る様子が、夜空に光る満点の星を連想させたのでしょう。なんてロマンチック。曲書いてるときは、家の近くに咲いているので(春の花なのでもう閉じちゃいましたが)よく見に行っていました。
この他にも "灯台躑躅" という書き方もあるそうです。この灯台というのは、海の灯台ではなく昔の結び灯台のことらしいです。火をで灯りを照らすものです。
枝分かれの様子がその灯台の形に似ていることから、トウダイが転じて、ドウダンとなったそうです。
なんだか植物図鑑みたいな記事になってしまいました 笑
〜歌詞について〜
この曲の中心はもちろんドウダンツツジです。歌い出しの「一番目が咲いて」っていうのは、星に見立てた表現です。つまりは一番星って意味ですね。花なので一つ目、一輪目という方が一般的だと思うのですが。
同じ場所に留まったまま、何も動けない自分をあんまり良く思ってない「僕」と、その場に留まることしかできないけれど、それでもキラキラと咲くドウダンツツジを横に並べました。
〜まとめ〜
僕が植物をモチーフにする時はよく花言葉にインスパイアされたりするんですけど、本作は "満点星" っていうロマンチックさにただただ惹かれて書いた曲です。
もう春過ぎちゃったので、花を見ながら聴く、なんてことはすぐに出来ないですが、動画(ほぼ静止画なんですが汗)をみながら、色んな想像をしながら、聴いていただけたら幸いです。
ではでは!!
いつもいつも閲覧していただきありがとうございます。
with to ...
最近は色んなアプローチから曲を書こうと模索しています。
ドラムから作ったり、ベースラインから作ったり。。。
僕はずっとギター野郎で、ピアノなんかもも実は弾けません。ドレミファはわかるし、練習すればもちろん弾けるけど、本当に素人です。
だから曲を書くときも長らくギターからだった。
でもせっかくDTMの環境が整っているのでと、数年前からはPCで積極的に曲を書くようになりました。特に学生時代は、エレキもまともに弾けないアパートに住んでしまったので、殆どPCでの作曲でしたね。
おかげで、バラエティー豊かな楽曲群が生まれました。
ギターだとあまり弾かないコードとか、打ち込むだけで簡単に鳴らせるし、サウンドでインスピレーションを受けることも多々あります。
僕愛用の音源、KOMPLETEは豊かなサウンドライブラリを擁しているので、とりあえずこんな感じの音!メロ!っていうのを、割とすぐ生成してくれます。
生楽器系でバンドサウンドを作ることも可能ですし、ピコピコキラキラのシンセ系ポップスを作ることもできるっていうのは、やっぱり魅力的だし実際楽しい。
でもこれに固執しすぎると、中毒的になってしまって良い使い方が出来なくなる可能性もあるので、気を付けたいところ。
やっぱり生楽器は、生楽器を収録するのが一番良い方法なんだっていうのをきちんと理解して、DTMとうまくつきあっていきたいと思います。
というわけで、近況。というか作曲とDTMの話でした。ちょっと専門的ですいませんね。。。
ではでは。
昔の曲、始めました。
どうも、皆様いかがお過ごしでしょうか。
TSUTSUGYSTORMと名乗る前の曲を少しずつ公開していこうと思い、先日最初の一曲をアップロードいたしました。
昔書いた曲も良いなーなんて思い始めたのは、本当に最近ですねぇ。書いてた当時は、とにかく新しい曲を!どんどん曲を書いて発表していこう!っていう気持ちで、新しい曲がかけたらもう前の曲はぜんぜんたいしたこと無くなっちゃって、こういうのを一喜一憂って言うのかなんて思ったりもして。
で、その最初の一曲が「特急列車」という曲です。
なんせ昔作った曲。使ってる音源も機材も環境も格段に良くないので、本当にデモって感じの音ですが、割と良い曲だと思います。我ながら。
でもある程度時間が経ってくると、当時自分でも見えてなかった部分が見えてくるようになって、未熟ながらもよく書けてるな、という曲がチラホラ出てくるようになりました。
もちろん、今でもがつがつ曲書いてるんですけど、
まぁ、過去と比較して今の自分を測るようなつもりで、公開しました。
この「特急列車」という曲は、「友」と「僕」が登場します。
友の旅立ちに際し、自分もああいう風に旅立つときが来るのだろうかと問う歌です。
実際にそういう友人が当時いまして、そいつに向けて曲を書こう!なんて烏滸がましいきっかけで作り始めた曲なのですが、結局は自分に向けられた曲になっていました。
自分の曲に説教され、励まされました。
ではではまた次回。
不確かな声 (恋だった)
人ってやっぱり、自分の為に生きているんだと思うんです。
どんなに思いやりがあろうとも、どんなに控えめに生きていようとも、
やっぱり、そうだと思う。
でもそれは決して悲観することではなく、悪いことだと思う必要もない。
自分の為にすることは、誰かの為にもなるはずだ。だって同じ人間だから。
ひとりよりふたりの方が寂しい気がする。 (あなた・わたし・ふたり)
ボリジ ・・・ 4月13日の花。 花言葉は、 憂いを忘れる・心を刺激する・不幸な愛情・保護・心がわり・安息 ・・・ 勇気・私はすべてを失った。
[※YOUTUBEコメント欄より]
どれだけあなたと長い時間を共にしようが、どれだけあなたの心に寄り添おうが、
あなたと同じ夢を見ることは出来ない。
愛とはとても脆い。
眼に見えないし、科学で説明が出来ない。
でも、愛と言う言葉があるわけだから、確かに存在するんだと思う。
つまりは行動であったり言葉であったり、そういうところで感じて、受け取るのが愛なんだと。
・・・
この歌の主人公は、愛を自分の手でつかみ取りました。しかし、それはとても自分勝手な愛によるものです。
この歌には最後まで、ふたつの愛が在ります。 この歌を聴いた後、何か引っかかるモノがあるのであれば、この歌は報われます。
「あなた・わたし・ふたり」
愛だの恋だのって歌は、随分と書かなかった(書けなかった)んですけど、
曲を書いて詞をつけている以上、歌っていうものが出来た当初から歌われ続けてきているであろう愛っていうテーマはいずれ取り上げなければいけないなと思っておりました。
あなたが好き、好きすぎて苦しい、みたいな歌ではありませんが、確実に愛の歌です。
ご愛聴いただけたら幸いです。
ではでは。
TSUTSUGYSTORM
マーマレード色の空
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band、の50th Anivversary Editionが先週リリースされました。
私もデラックス盤を購入。
リミックスもリマスターもとても良好で、当時の空気を残しつつ、まるで新しいアルバムを聴いているかのような錯覚さえ覚える、今のサウンドに仕上がっていました。
特に今回私が耳を傾けたのは、リンゴのドラムです。バスドラがより鮮明に、迫力のあるサウンドになっていたことと、フィルの効果がオリジナルマスターよりも音楽的に響いています。未だに過小評価されがちなリンゴですが、当時のポップミュージックシーンにおいては、彼のドラムはピカイチだったことは間違いないと思っています。
賛否あるかとは思いますが、私はとてもいい再発だと思いました。
これだけ良いリミックスが出来ると言うことは、当時のアビーロードのレコーディング技術、クオリティがいかに優れていたかを証明しているのではないでしょうか。(一部楽曲は別のスタジオで収録ですが)
ブックレット(翻訳版)の内容は、テープの回転やオーバーダブの手法など、レコーディングに関する資料も豊富。制作時期や大人達の事情なんかまで事細かに記されており、今まで知らなかったことも多かったです。
サージェント・ペパーの良さを知ることが出来たのは、20前後の頃でしたかねぇ。
中学の終わりごろからビートルズには親しんできましたが、なんか小難しくてイマイチ魅力が分からずじまいでした。今では聴く度に感動し、発見し、吸収しています。
"A Day In The Life" の後半、ジョンのパートからポールのパートに移るストリングスの駆け上がり!! そしてポールのパートからジョンに戻るときのアプローチ!!
何度聴いても背筋がゾクゾクとします。ポップミュージックが到達した一つの頂点だと思います。
ロックンロールがぶっ壊され、ロックの時代になった瞬間が、このアルバムです。
Fab Four、そしてジョージ・マーティンが創り上げた40分間。
この世に音楽が存在する限り、永遠に聴かれ続けるであろう13曲。
まだ知らない人、
これ、楽しいよ。
ではでは。
南の風、ブルースを舞い上げる。
Gregg Allman、逝去。69歳、ロックな旅立ちです。 昨年無くなったDaivd Bowieも69歳での旅立ちでした。
彼は1969年にThe Allman Brothersのメインパーソンとしてシーンに登場しました。
兄は同バンドのギタリスト、Duane Allman。彼も天才と崇められていましたが、1971年、バイク事故に遭い24歳でこの世を去ります。早すぎる兄の死に直面しながらも、バンドは力強く活動を続け、何度かの解散をしながらも、現在までその名前は残っていた。グラミー賞受賞やロックの殿堂入りなどなど実績もしっかりと残し、サザンロックのビッグネームとして今後も君臨するであろう。
とりわけ90年代、デレク・トラックスが加入していた時期のバンドは、70年代の黄金期を彷佛させる程パワフルな演奏であったと思う。それはデレクがすごかったというだけでなく、Greggの活力、インスピレーションも再び高まったからだと思う。
フィルモアのライブ盤もよく聴いています。近年のライブも、(音源のみが多いんですけど)、楽しませてもらっています。
長年にわたる活躍に想いを馳せ、今夜は彼の歌声を聴くこととします。
R.I.P. Gregg Allman
ではでは。